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“Day by day, in every way, I’m getting better and better.” 「日々に、あらゆる面で、 私は益々よくなってゆく」 クーエの有名な暗示文です。
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土日をどう過ごしていいのかわからず、
闇雲に予定を入れなければ落ち着かなかったり、
逆に何もする気力が無い人たちが増えているそうだ。

ある人は休みの度に義務感で道の駅を巡りスタンプ集めをしているらしい。

両者に共通しているのは休日を満喫できないという事。

システマティックな平日から突然開放されても、
自分を解放できないと言う事らしい。

これに限らないのだけれど、大きな流れに適応できないといった類の話を聞くと、
「シャープな人たちだ」と感じる。
良いとか悪いとかではなくて、ただシャープだと感じる。

TVではただ年を重ねただけに見えるコメンテーターが
そんなやつらは感動しないロボット人間だとかなんとか全否定をしてしたり顔をしていた。


人はみんな一枚のリトマス紙だ。
現実のリトマス紙と異なるのはそれぞれの個性。
完璧な工場で安定した品質の、全く同じリトマス紙が大量に生産されたのではなく、様々な環境で作られ、微妙な配分のズレを生じたアナログなリトマス紙達だ。

だからもちろん、同じ液体を吹きかけられたって、成分の比率によって色は変わったり変わらなかったりする。

だからといって、色が変わらなかったリトマス紙達が、色を易々と変えたリトマス紙を異常だとか間違えてるだとか言うのは間違いだ。

色が変わったもの、変わらなかったもの、その中間に位置するもの、
色によって並び替え、ひとつにまとめれば、大きなリトマス紙になる。

大枠では個々の色の違いなんて小さな問題であって、問題は全体、少なくとも人々という大きなリトマス紙で見た場合、端っこは色づいたという事実だ。

「液体はリトマス紙を染める可能性のある液体だった」というだけだ。

私達はそんな液体の中に身を置いている。

誰の色が突然変わったって、それは責めるべきではないし、

「反応」として正しい。

彼らはただシャープであっただけだ。





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