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“Day by day, in every way, I’m getting better and better.” 「日々に、あらゆる面で、 私は益々よくなってゆく」 クーエの有名な暗示文です。
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たくさんのものを欲しがりました。

たくさんのものを壊しました。

たくさんのものを愛しました。

たくさんのものを喰らいました。


足りません。


もっと。

もっと。


わるいことですか?






誰も、飢えには逆らえません。
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薬飲みなさい



いつも言われる言葉。

『痛いよ』

「痛み止め飲みなさい」

『頭も』

「頭痛薬飲みなさい」

『血が出てる』

「絆創膏はりなさい」

あたしを見もせず吐き捨てる。


血なんか出てない。

中ではどろどろいっぱい出てるけど

まだ表面には出てないよ。

一瞥もくれず吐き捨てる貴方。








『つらいよ』

「薬飲みなさい」

『悲しいの』

「薬飲みなさい」

『さみしくて』

「薬飲みなさい」







そゆのって、お薬?



お薬って、そんな便利なものじゃない。

ぽっこりあいた穴を、そんなに綺麗に埋めるものじゃあ ない

埋めたくて いろんな人に いろんな赤くて丸いものを

頼んで持ってきてもらうんだけど


やっぱり欲しいのは一つだけ

でもどれも 違う

というか、正解はあるのだろうか。


「ほんとに、徒花のような子だね」



夕暮れの中、帰宅を呼びかける鐘が鳴る中、

つい先程、吐き捨てる様に言われた言葉を反芻しながら呆然と歩いていた。

17の頃だった。

それは、私のしたことに対する正当な評価の言葉であって、

憎むべきではなかった。

むしろ、実はならずとも花は咲いていると言われただけでも高評価じゃないかと、人事の様に考えていた。

家に帰ってきちんと調べてみた。

徒花-(あだばな) 
咲いても実を結ばない花。転じて、表面はそれらしく見えるが、 実質や内容を伴わないものごとを喩えて言う


ふうん、とまたしても他人事の様に捉えていた。



当時、私は恐ろしく荒れていた実家から逃げ出したい一心で夜中まで遊んでいた。

ありふれた話だ。

ただ、その舞台がコンビニすら無い田舎だという事さえ除けば。

行く所のない私は一晩中海辺やらテトラポットやら友達の家やらに逃げ込んだ。

クラブやらラブホやらがある様な土地では無いのだ。

だが大人たちから見れば田舎だろうが何だろうが10代の朝帰り。

良くも悪くも妄想を刺激した事だろう。



優しくて、頼りになって、笑顔が素敵な、大好きな大好きな大人の女の人。

ありていに言えば友達のお母さんなのだけど。

彼女を怒らせるのにも、十分だったらしい。

見た事もない顔をして彼女は言った。

「徒花のような子だね」






あれから随分経つ。

彼女の気持ちもわかる年になった。

彼女の娘と私はとても仲が良かったから、

きっと自分の娘が同じ行動をするのではないかと危惧したのだろう。

しかし一つだけ彼女に言わせて貰えるとすれば、

あの当時の私は徒花ではなかったとだけ言いたい。



今の私は紛れも無い徒花だけれど。











黒くしました。




はい。
今まではチャラいおねーさん(自称)もとい、

頭のわるそーな感じでしたが、

就職活動の折、

チャッピー☆と呼ばせていただいている某友人に、

「いやいやいやいやていうかお前、その頭じゃアカンやろ!!」と

普通に突っ込まれてやっと気づきました。

アッ  

みたいな。

一念発起、久しぶりの黒髪です。

すこぶる、評判が悪い悪い。

何なのみんなして。

ちょっとはレディになったね、とか言ってくださいょ(涙)

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